家庭用耐火金庫の特徴について [耐火金庫]
耐火金庫とその他の金庫の差は何なの?
そんな方は、まず耐火金庫の特徴を理解してみましょう。
様々なタイプの耐火金庫とどのような
耐火金庫が家庭用として適しているかを解説。
金庫は、耐火金庫と防盗金庫に大きく分けることができます。
耐火金庫とは、JIS(日本工業規格)に基づき、
火災対策用に作られた金庫です。
一方の防盗金庫は、ハンマー、
ドリルなどの電気工具、バーナーなどの
ガス熔断機での破壊に対して強く
日セフ連(日本セーフ・ファニチェア協同組合連合会)の
耐溶断・耐工具試験に合格した金庫のことです。
このように耐火金庫と防盗金庫は、
それぞれ目的が異なっています。
JISの耐火試験は、規定時間、炉の中に金庫を入れて加熱した後、
炉内の温度が低下するまで自然冷却させます。
JISが想定する火災は、
徐々に火が広がり燃えていく火災となっています。
JISの耐火性能は、
30分、1時間、2時間、3時間、4時間に
分類されています。
また、金庫内に何を保管するかによって、
一般紙用耐火金庫、磁気テープ用耐火金庫、
フレキシブルディスクカートリッジ用耐火金庫の
3種類に区分されます。
一般紙用耐火金庫
庫内の温度が177℃以下で、
新聞紙の変色や劣化などが著しくなく判読可能。
磁気テープ用耐火金庫
加熱後の庫内の温度が66℃以下、
湿度85%以下である。カセットテープ、
ビデオテープなどの磁気テープの保管。
フレキシブルディスクカートリッジ用耐火金庫
加熱後の庫内の温度が52℃以下、
湿度80%以下である。
CD、DVD、フロッピーディスクなどの保管。
家庭用耐火金庫 >>
コメント 0